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L-カルニチンとα―リポ酸

2009.12.06 コラム
L-カルニチンとα―リポ酸

L-カルニチンは、アミノ酸の一種。リジンとメチオニンという必須アミノ酸が、肝臓や腎臓で合成されたものが、L-カルニチンです。脂肪は、ミトコンドリアで燃焼されるのですが脂肪酸がミトコンドリアまで移動するのを手助けしてくれるのがL-カルニチンなのです。つまりL-カルニチンは、ブドウ糖や遊離脂肪酸などの脂肪酸を、ミトコンドリアに連れていく重要な役割を担う成分なのです。L-カルニチンは、年齢を重ねると、合成される量が徐々に減少していきます。このことが原因で、筋肉は徐々に落ち、脂肪が体に蓄積されてしまうわけです。その為サプリメントでの補給が望まれるわけです。L-カルニチンは、ダイエットだけでなく、筋肉質な体をつくるアスリートにも愛用されています。ボディビルダーやフィットネスクラブでは、昔から愛用されているロングセラーサプリメントなのです。
Lカルニチンは今まで日本では医薬品とされていましたが、2002年に食品に分類されてから健康食品として人気を集めました。  L-カルニチンは二つのアミノ酸、リジンとメチオニンから構成された成分で、肉などから摂取することができ、体の中でも合成することができますが年齢とともにその生産量が落ち、それにともなって(L-カルニチンが不足することによって)様々な体調への影響が懸念されることとなりました。中年太りなどはL-カルニチンの生産量が落ちるために、脂肪が下腹部に蓄積したものです。L-カルニチンは、海外では心臓疾患、運動能力改善などに使われていますが、日本では主としてダイエット用健康食品として一躍人気を集めました。カルニチンはブドウ糖や遊離脂肪酸を筋肉で使うために非常に重要な役割を持っているのです。

α―リポ酸
α-リポ酸は、ビタミンCやビタミンEの約400倍の抗酸化力があることがわかっている他、他の抗酸化成分を保護して、効果を上昇させる働きがあります。
抗酸化作用があるということは、活性酸素を取り除く作用があるということですが、その働きによって、生活習慣病を予防・改善する他、老化防止という人間の永遠のテーマにも光を差してくれます。
α-リポ酸は1951年リード博士らによって単離され、その翌年に分子構造が解明され、20年以上前から欧州では糖尿病合併症予防の有効な治療薬として使用実績があり、 1970年にはアメリカで肝臓病患者のα-リポ酸による治療に成功しています。また、現在ではドイツや中国で医薬品として広く使用されています。

α-リポ酸の効能は
1、強力な抗酸化作用
2、免疫力の強化作用
3、糖尿病とその合併症の予防
4、心臓・肝臓病の予防
5、老化の予防
6、美肌・美白の作用
7、肥満予防・ダイエット作用
などがあります。
以上のように、抗酸化作用・糖代謝の促進などの多彩な機能を持つ α-リポ酸は、生命維持のためにヒトの体内でも生合成されます。腸内細菌によっても合成されるため、通常欠乏することはありませんが極微量で、しかも加齢とともにその生成量は減少すると言われています。ほうれん草やトマトなどの野菜やレバーなどの肉類からも摂取することができますが、その含有量はやはり極微量なので、老化防止・疾病の予防効果を期待できる十分な量を接種するのは困難です。ビタミンなどと同様にサプリメントなどによる摂取、吸収が注目されています。 
 α-リポ酸は、別名チオクト酸とも呼ばれる補酵素として機能する物質で、強力な抗酸化物質として特にサプリメント市場では需要が高まっております。化粧品に配合した場合はシミやシワを薄くし、皮膚の血液循環を改善し肌の色を均一化します。また、開いた毛穴を小さくしてきめ細かな肌にする作用があります。

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