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喫煙と歯科治療
現在、日本の喫煙人口は三千三百万人を超え、男性は約65%で少し減り気味なのに対し、女性は約16%で増え気味となっている。その理由は、女性の社会進出にあるといわれている。2003年(平成15年7月)から、タバコ1本あたりの税金が1円増えたが、この程度の値上げでは喫煙人口が減るとは思えない。
喫煙が健康にとって有害であるということは、既にご存知の事と思います。がん、糖尿病、高血圧症、動脈硬化などの生活習慣病の全てに、喫煙が悪影響を及ぼしていることが明かになっています。
生活習慣病の一つである歯周病(歯槽膿漏)との関係では、ビタミンC の破壊とそれに伴うコラーゲン線維の生成の低下、メラニンの沈着などが割合早くから言われていましたが、喫煙への警鐘となるほどのインパクトはなかったようです。しかし、ここ10年の間で、正確な統計に裏付けられた報告がされています。喫煙は歯周病にとって、最も危険な因子の一つです。タバコを吸うことによる免疫力の低下は、歯周病などの病気にかかりやすくなります。そして、タバコの有害物質が、歯の周りや肺の中に沈着すると、これを取り除く白血球が大量の活性酸素を放出します。
タバコの煙には、四千種類以上もの科学物質が含まれ、このうち六十種類には発がん性があります。主なものとしてタール、ニコチン、一酸化炭素の3つが知られています。発癌性や強い刺激性を持つタールは、歯や歯石の表面に黒く沈着しますので、見るからに悪影響を及ぼしそうですが、ニコチンだって負けてはいません。セメント質への結合が強いので、歯石を除去して綺麗な面を出してもすぐに台なしにしてしまいます。欧米の歯科医師の中には、「喫煙者の歯周病の治療は無駄である」と極論する人さえいます。また、疫学調査によると10年間で失う歯の数が、タバコを吸わない人に比べて、約3倍という報告もあります。
またニコチンの影響で、体の毛細血管が収縮して貧血状態になります。口の中も例外でなく血の巡りが悪くなり、さらに一酸化炭素のために血液中に十分な酸素が運ばれなくなります。その結果、抜歯後の傷口の回復、歯茎の処置後の治り具合、インプラント手術後の成績が落ちるなど、あらゆる歯科の処置に悪い影響を及ぼします
このように見てくるとやはり、歯への影響を考えても禁煙は必要だと思われます。思い当たる方は、できればきっぱりやめましょう。
海外の学会に参加すると、ほとんど禁煙です。そして、参加する医師たちも当然喫煙しません。 日本の学会や歯科医の集まりに出席すると愕然とする。その大半が休憩時間にタバコを喫煙するので、廊下は煙で目が痛くなるほどです。これだけ歯科治療に喫煙が影響するのだから、治療を担当する医師たちが喫煙していてはいけません。健康を志向する人はまず禁煙しなければならない。またスモーカーには健康や環境問題を語る資格はないともいわれています。

どうしてもやめられない人には、アレン・カー(Allen Carr)の書いた「禁煙セラピー」がお勧めです。 読むだけで絶対やめられます。 

 

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